旅するニートの「成り上がり日記」

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てるみくらぶの破産でどうなる旅行会社!それと同時に就職内定者の今後の道は?

最近ニュースになった、インターネット旅行会社の「てるみくらぶ」の倒産申し入れ。これを聞いて本当にびっくりしました。

僕自身も旅行で海外に行くときに何度もお世話になったいたので、まさかこんなことになってしまったことにすごく残念でもあります。またグアムなどに行くときは利用しようかなと思ってた矢先のことだったのでかなりショックでした。

他社の旅行会社に比べ安いことでも有名で、きっと僕の他にもお世話になっている人はたくさんいるかと思います。

 

東京商工リサーチなどによると、旅行業界では過去4番目の大型倒産。負債は151億円の見込みで、約3万6000件(約99億円分)の旅行申込者が影響を受けそうだという。

申し込みを受けたツアーなどの手配はできなくなり、一部の旅行代金は弁済できない可能性がある。朝日新聞デジタルによると、1件に複数の参加者がいることが多く、影響を受ける旅行者は8万~9万人にのぼる可能性があるという。

山田千賀子社長は27日、都内で記者会見し「多大なる迷惑をお掛けして申し訳ありません」と謝罪。財務悪化の最大の要因は「おととし春から新聞広告を打ち出して経費がかかりすぎた」と説明した。

 

「てるみくらぶ」は24日から一部のツアー参加者に「航空券の発券ができない」などと伝え、旅行業協会に問い合わせが相次ぐなどトラブルになっていた。

東京商工リサーチによると、「てるみくらぶ」は山田社長が1998年に設立した。ハワイを中心にグアム、サイパン、韓国、台湾など、一般個人向け格安海外パッケージツアーを企画し、特にオンラインでの格安旅行販売を中心に知名度を高めていた。

2016年9月期は過去最高の195億9600万円を売り上げていたものの、格安旅行会社の過当競争などから収益は低調に推移。ハワイなどに設立した現地法人や国内の事業拠点の拡充などが資金負担となり、また収益悪化をカバーするため現金一括入金キャンペーンなどを行っていた。しかし、資金繰りは改善せず限界に達したという。

 

今回、倒産となってしまった「てるみくらぶ」は、先ほども言いましたがインターネットを中心とした旅行会社になりますので、パソコンやスマートフォンなどでの申し込みがメインになります。こうなると、これが使えないや苦手な人少し手間がかかってしまうこと。それと、すべてを自分でやらないといけないので面倒くさい部分もあります。

 

これに比べて、他の旅行会社は駅前やショッピングモールによくあると思いますが、行くという手間はあるがわからないことがあれば説明してくれて、すべてやってくれるメリットがある。少し料金は高いが、インターネットだけより安心はありますね。

僕自身もてるみくらぶで予約を取った時に「ちゃんと、取れているのかな?」と少し不安はありました。そういったこともあってもしかしたら利用者が少しずつ減ってきていたのかもしれません。

 

てるみくらぶへの内定者はどうなる?

「てるみくらぶ」の平成29年度の内定者は約50人。同社の山田千賀子社長が27日に内定者を集めて破綻の経緯を説明し、採用取り消しを伝えたという。

 この事態を受けて、「アディーレ法律事務所」は29日のホームページ上に「『てるみくらぶ』から内定を取り消された皆さまへ アディーレが、選考なしで採用いたします!」と題したリリースを掲載。「入社5日前に内定先が倒産してしまい、引っ越した部屋の家賃が払えないなど、皆さまは先の見えない不安に駆られていることでしょう」と内定者に同情し、「再スタートを支援するため、選考を行わず内定を出すことを決定しました」と呼びかけた。

 また、「JSS」は、倭文浩樹社長が同社のツイッター上で「てるみくらぶに内定されてた新卒の方は無試験で株式会社JSSで採用させていただきます」と呼びかけた。

 

これを見て僕は本当に素晴らしいと思いました。これから社会に出る新卒の皆さんは内定取り消しで先行き真っ暗になったと思います。でも、また再スタート出来る環境を与えてくれることで、これ以上に頑張ろうという気持ちになると思います。助けてもらったと言ったらなんかおかしいですが、貢献しなくてはいけないと思うのは当たり前だと思いますね。